カルボマー(Carbomer)とは?

「カルボマー(Carbomer)」とは、「カルボキシビニルポリマー」の略称です。
この正式名称の中にある”ビニル”という言葉がビニル袋を連想させてしまうので、ビニル袋のように肌に密着して皮膚呼吸を妨げるのではないか、という悪評が広まってしまいました。

しかし、このビニルというのは「ビニル基」という化学組成上の名前で、普段使用しているビニルとは異なるということをまずご説明しておきますね。さて、カルボマーは水分を含むとジェル状になるため、増粘剤や安定化剤として化粧品に使われています。特筆すべきがこの増粘性です。
水以外の液体でも粘り気を増すことができて、しかも色んな素材と混ざりやすいのがポイント。もっととろみを加えたければ「グリセリン」などの保湿剤を、さっぱりとさせたければ「アルコール」を加えて、使用感を自由自在に調整することができるのです。 

そしてもう一つの特長が安定性です。カルボマーは微生物の汚染に強い、清潔な成分。変質したり腐敗したりすることの少ない素材だから、配合の応用範囲が広いんですね。あまり皮膚への浸透性は高くないのですが、それを逆手に取って洗い流すタイプのパックやリンクルケアなどの製品によく使われています。なかなかたくましいですね。

カルボマー配合のスキンケア製品

アンプルール(ラグジュアリーホワイト)

↑PAGETOP